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Nestinは脳神経系の発生の過程で一時的に発現する繊維状タンパク質である。成長した個体でも虚血状態、炎症、脳損傷、癌などの病的な状態では発現が認められる。種々の癌、特に脳神経系の癌によく発現がみられるので、癌マーカーとして注目されている。
用途:1.免疫細胞染色(immunocytochemistry) 2. 免疫組織染色(immuno- histochemistry) に特に優れているが、ウエスターンには適しない。
免疫原:Mouse E16 embryonic cerebral cortex extracts
Isotype: IgG2b kappa
反応特異性:マウスNestin. 他の生物種では試されていない。
性状:精製モノクロ抗体IgG 1 mg/ml in PBS/50% glycerol/filter- sterilized
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