商品コード:70-325
Importin  ファミリー・タンパク質はタンパク質の細胞質から核への輸送に重要な役割を果たしている。Importin  ファミリー・タンパク質は核局在信号(nuclear localization signal、NLS)と呼ばれる特定のアミノ酸配列をもつタンパク質に結合し、この複合体にさらにimportin が結合して3者複合体が形成されるとimportin の機能により複合体は核膜孔を通過し、タンパク質が核へと輸送される。Importin にいくつものアイソタイプが存在するのは、それぞれが特定のNLSを認識して結合し、核輸送に働いているためと思われる。mportin 3 (Qip1) はImportin  ファミリー・タンパク質の一員で、Qip1 subfamily に属している。 この抗体は無血清培地で培養されたハイブリドーマの培地より独自のクロマト法などのマイルドな方法により精製された。
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