商品コード:60-041
エピトープタグ法は発現タンパク質の検出や単離・精製に有力な手段となっている。エピトープタグはタグ特異的抗体によって容易に認識される短いペプチド配列である。エピトープタグはサイズが小さいためタグをつけたタンパク質の生化学的性質に影響を与えることがない。多くの場合、タグのアミノ酸配列をコードする塩基配列を目的の遺伝子に連結して細胞内に導入し、タグを持つ融合タンパク質を生成させている。 抗エピトープタグ抗体はリコンビナントタンパク質の検出、免疫沈降、イムノアフィニティ精製などに有効である。 KLHに結合したEQKLISEEDLペプチド配列をウサギに免疫して抗Myc (EQKLISEEDL)-tagポリクローナル抗体が作成された。この配列はヒトのc-Mycのアミノ酸No.410-419に相当する。
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